自閉スペクトラム症と診断されるまで 0~6カ月ごろ

目が合わない、視線をそらす

よく、育児書なんかに

「赤ちゃんの目を見ながらおっぱいをあげるといい」とか
「目を合わせて笑い合う」とか
「赤ちゃんとの目でのコミュニケーションを楽しむ」的なことが書いてありますが、

うちの息子くんはそもそも目が合わず、合ってもすぐに逸らされてしまいました。

最初は単に「恥ずかしがり屋な赤ちゃんなんだなぁ」ぐらいにしか思ってませんでしたが、
段々月齢が大きくなってきてくると、「なんだか育児書や周りのこと違うなぁ」と不安になりました。

おっぱいが嫌い

生まれてからというもの、私の授乳が下手なのか、何が気に入らないのか、
なかなかおっぱいを飲んでくれません。

口をきゅっと結んで、乳首拒否。
だからといって、哺乳瓶も拒否。

生まれたときは、標準より大きめの赤ちゃんでしたが、
みるみる痩せていきました。

産院の先生に診ていただいたとき、
「おっぱいが嫌いなんじゃないですか?」と言われ、
正直かなり傷つきました。

1歳になったばかりのとき、母乳は完全に拒否され、
卒乳となりました。

母乳を拒まれるって、母として自信もなくなるし、
自分自身を拒否られてる気になるというか、とにかく傷つきましたねぇ…

もちろん息子くんのせいではないですが。

しかし、ふてくされてる暇はありません。
成長曲線の下限を彷徨ってる息子くんをなんとか肥らせるべく、
粉ミルクや離乳食と奮闘する日々でした。

後に書きますが、母乳以外にも、彼はかなりの偏食で、
何を食べさせたらいいのか、何なら食べてくれるのか、
毎日ノイローゼになるぐらい悩みました。

背中が緊張してて、丸く抱っこできない

息子くんはとにかく背中をそらしてのけぞる赤ちゃんで、
保育士さんに
「もう少し丸く抱っこしてあげましょうね」と指導されるのですが
全く丸く抱っこできませんでした。

7カ月健診時。
保健師がうつぶせになってる息子くんの脇あたりに手を添え
持ちあげました。普通はお腹のあたりから「くの字」に折れるのですが、息子くんは一直線!!

「あらぁ、飛行機になっちゃった。背中が緊張してるのねぇ」
と保健師さんに言われました。

息子くんは背中も、足も全体的に筋肉質というか、緊張してて触ると固いのです。
赤ちゃん独特の柔らかさって、なかったですね。

それは3~4才時まで変わらずで、寝てる息子くんのベッドの場所を移動しようと
お姫様抱っこをすると、彼は棒のように一直線になります(注:熟睡中です)。

4歳後半になってから、人並みにお姫様抱っこの形になるようになりました。
(頭もお尻も重くなって、さすがに棒状態にはなれなくなったのかしら)

常に背中が緊張しているせいか、背中が痛いのか、姿勢が悪いです。
特に椅子に座ってるときは、いつもずり落ちるような体勢になっています。

また、自分から「背中が痛い」と訴えることもあり、
就寝時に背中、腰、足などマッサージしてあげるようにしています。

音に敏感?

音に敏感で、突然大きな音が鳴ると泣き出したり、
ザワザワする場所などは苦手のようでした。
地下鉄に乗ると「ゴー」っという音のせいか、いつもギャン泣き。
地上を走る電車はいくらかマシでした。

生まれる前(おまけ)

関係があるのかないのか分かりませんが、
彼が生まれる前のこともちょっと綴ってみたいと思います。

私はつわりはそこまでじゃなかったのですが、
とにかくお腹が常に張っていて、同時期に妊娠してる友達のお腹と明らかに硬さが違いました。

私のお腹はぱっつんぱっつんのかっちんこっちん。
友達のお腹はふわふわ。

こんなお腹では息子くんも苦しかったのではないかなぁと思います。

ちょこっと動くとすぐに張ってしまい、
歩くこともままならず、お医者さんには
家ではとにかくトイレに行く以外はあまり動かないように、と言われました。

(切迫ではなかったのですが)

あとお腹が冷たかったのを覚えてます。
息子くんも寒いのか、よくお腹の中でしゃっくりをしていました。

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ちょっぴりアスペな息子(・ω・)の成長記録